支部長挨拶

荒川白門会」発足の原点とは
中央大学白門会東京荒川区支部長 鈴木貫太郎

荒川白門会の発足に至るまでの経過を改めて振り返ってみますと、あっという間の一年でした。

私が7期28年の長きに及ぶ都政の場での任期を全うし勇退。「何かほっとしたいなぁ!」と思っていた矢先に「先輩!休む暇なんぞ有りませんからね!」「皆さんが待ってますよ!」「荒川白門会の発足ですよ!」「忘れないでよ」・ ・ ・ と 。

とりわけ同じ志を共にしてこられた 幹事長の並木一元氏をはじめ、何人もの方々からの要請を頂いたことは終生忘れることは出来ません。

早速、荒川区支部の準備に。設立準備委員会の発足やら役員会やらと、まあ何と慌ただしい一年間だった事かと。そして、30年7月の設立懇親会、11月の第一回総会にと。準備にあたられた方々に感謝!感謝!でした。

それにしても荒川白門会の発足は都区内各支部の中で18番目。都区内での発足一番目の白門北区支部からすると、何と半世紀ぶりではありませんか。17番目に発足の港白門会からしても、うん十年ぶりだとも。

まあ!そんなこんなで荒川白門会は「出来たてほやほやの会」なんですからと。あちらこちらの白門各支部総会・懇親会などで私をはじめ並木幹事長、小原事務局長、北川事務局次長、木村事務局などをお招き頂くたびに「荒川白門会ここにあり」と訴えて参りました。

皆様方におかれましては兎にも角にも心を一つにして「団結第一」に進んで参りましょう。

ここまでが支部長としての型破りな冒頭の挨拶とさせて頂きます。

さて、荒川白門会メンバーは各界で活躍されておられる方々が大勢いらっしゃいます。さすが歴史と伝統のなせる業(わざ)だと思います。

第一回総会の折に撮った写真をじっくりと見ながら思い出していたのは、皆様方からの「何か堅苦しい総会ではなくて、下町庶民の素直な心意気を示そう!」との声。私もさすがに荒川らしさここにありだと。そして荒川白門会の設立の原点がここにあるのだと思いました。

そこで、第一回の総会で披露したのが、今、落語会で真打として活躍、地域で引っ張りだこの「桂やまと師匠」でしたね。多くの来賓の方々も納得!

これからも、白門という母校の名称を一人ひとりが今一度深堀しながら、その由来について思いをはせて参りたいと願うばかりです。